名探偵を皮肉っています
村のウィークエンドパーティにさなか、突如密室殺人が! それをききつけた、キザな貴族、変な外国人、不可解な聖職者の三人の探偵が それぞれ独自に調査を始め、結論に達し・・・ と、従来の探偵小説の主役である名探偵を シニカルな目で見た作品 結局、事件を解決するのは現実的な証拠を握った 村の巡査部長さんです
ミステリファンなら読んで損なし!
村の屋敷でおこった殺人事件、それも密室で。村の警察がくるのはもちろんなのだが、どこからか噂を聞きつけてやってきた、その名も高き名探偵、しかも三人も。村の警察ビーフ巡査部長の迷惑顔も相手にせずに、それぞれに調査活動をはじめる名探偵たち。犯人を見つけ出すのは、はたして誰なのか?この三人の名探偵、ロード・サイモン・プリムソル、ムッシュー・アメ・ピコン、スミス師というのが、それぞれイギリスの貴族探偵、ベルギー生まれの灰色の脳細胞の持ち主、傘を持ち歩く神父、のパロディで、(訳文のおかげもあるのか)捜査方法や話し方など、誇張されているところはあるものの本家にそっくりで、読んでいてうれしくなってきます。 もちろんキワモノのパロディなどと違ってミステリとしてもしっかりしていて、とてもスマートな英国流のユーモア(っていうんだな、これがきっと)にあふれていて、ミステリファンのためのミステリ、といった感じの一冊です。
新樹社
死体のない事件 (Shinjusha mystery) ジョン・ブラウンの死体 世界探偵小説全集 (18) 国会議事堂の死体 (世界探偵小説全集) 悪魔を呼び起こせ 世界探偵小説全集(25) タラント氏の事件簿 (エラリー・クイーンのライヴァルたち)
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