インドの虎、世界を変える



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文章は糞つまらないが

訳本のせいなのか、ドキュメントだからか、文章、文体は箇条書きのような羅列文書で、
「ウィプロは」、「ウィプロが」という英文独特の主語の連発(一体本書で何百回書かれているだろうか)がうざたかった。
さて、それはおいといて、箇条書きにしてもひとつの会社にたいして、ここまでたくさんの特色や利点を書けるということは、すごいとは思う。多少眠くなりながらも最後まで読んだときには、ウィプロという会社で自分も働いてみたいとさえ思えてしまった。(洗脳?)
昔ビルゲイツ未来を語るという本を読んでマイクロソフトのような会社に入りたいと思った自分の若きころの感慨に近い。ウィプロは、それ自体がひとつのコンセプトという言葉にもうなずける。そのコンセプトが正しいかどうかは時代が決めることであるし、全ての企業がここまでソウルフルである必要もないと思うが、何にしろ、この会社が日本でも知らぬものがいないほどの時代に影響を与える会社になる可能性はかなり濃厚ではないかと思った。インドはカレーと乞食と低賃金とのびたのあやとりのIT技術の国・・というイメージは払拭できるだろう。

インドの企業は、開発外注コストが安いだけではない。

取り上げられているインドの企業は、日本ではほとんど知られていない「ウィプロ」という企業である。インドのIT企業はNHKの特集で取り上げられた「インフォシス」のほうが知られているであろう。しかし、取り上げられている企業の取り組みは大変先を読んだ取り組みのように思われる。
 インド=コストの安い、ITの外注先という感覚のほうが強い。「ウィプロ」では、コストが安いだけでは国際的な競争力を維持できないと考え、高度な技術の習得、研究開発を行うだけでなく、いかにして優秀な人材を自分たちの会社に引き止めておくのか、主要顧客である欧米の企業に対して低コスト以外のアピールのポイントとして、どれだけ高付加価値のサービスを提供できるのかまでを戦略的に考えている企業として、紹介されている。
 すでに、資産価値でも世界最大のSI企業である米国のEDS社を抜き、大企業に成長している。その上、大企業でありながら、社内でベンチャービジネスを立ち上げることが可能であったり、企業内大学院が用意されていて働きながら修士の資格が取れなど、中小企業のような俊足さを持ちながらさまざまな魅力がいっぱい詰まった企業に見える。
 この本を読むと、技術立国といわれる日本のIT企業の影がとても薄く感じられ、今後の日本のIT産業について、大変大きな不安を感じずにいられなくなってしまった。
インドにこんな会社があるなんて!

ITのアウトソーシングのインドのウィプロという会社の話。

ただのアウトソーシングに踏みとどまることなく、いろいろなことを、提案して現状伸びてきている会社の話し。

インドも賄賂など多く存在するみたいですが、この会社は、不正行為は一切許さず、役員がグリーン車を乗らず、普通でいき差額分ポケットに入れたことで解雇する、潔癖な会社。

ただし、社員教育などには、お金をきちんと使う企業です。

今後日本でもウィプロの名を聞くことがあるとおもいます。




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